情 報 通 信 事 業

当社情報通信事業で行っている設計施工・現地調整・保守管理の一部をご紹介します。


・マルチメディア&IoT機器
昨今の生活に欠かすことのできないインターネットや企業内でのデータ共有等に使用するイントラネットを構築する為の装置です。
ネットワークに接続する為のルータ、音声や画像等の様々なデータをまとめて伝送する為のマルチメディア、多重化装置(MTDM)等、多種多様な機器で構成されています。
また、データの伝送の為に使用する回線の種類も多様化が進みADSLや光回線、FWA(無線によるデータ通信サービス)等、用途に応じて使い分けが行われています。


・マイクロ無線装置(多重無線装置)
複数のシステムによる通信データを1つの電波にまとめて伝送を行うことにより、不足しがちな電波を効率的に利用する為の装置です。
近年では光通信に取って代わられ、次第に少なくなりつつありますが、過去に導入されたシステムが現在も運用されています。
無線通信は有線回線の敷設が困難な場所との通信や、自然災害の影響を受けにくいという利点を生かしたバックアップ回線としても利用されており、多重無線装置の担う役割も大変重要なものとなります。


・衛星無線装置
赤道上空36,000kmの静止軌道上に打ち上げられた衛星を介し、地球上にある通信局間で通信を行う為の装置です。
衛星からの電波は広域に渡って降り注ぐ為、広いサービスエリアを確保でき、地上回線の敷設が困難な場所や山々に囲まれた地域通常の無線通信では電波が届かない場所においても通信回線の設定が可能です。
また、通信衛星は宇宙空間にある為地震や津波など地上の自然災害の影響を受けにくく災害時にも通信回線を確保することができます。
CS・BSデジタル放送といった衛星放送も衛星を利用して、各家庭に配信されています。


・地上デジタル放送装置
地上デジタル放送の中継・配信を行う為の装置です。
放送局に求められる品質は非常に高く、一瞬でも放送が途切れることは許されません。
理論上、光ファイバー専用回線なら可能なことかもしれませんが高い品質を維持しつつ、いかにして長距離を瞬断なく劣化させずに伝送するかは、簡単なことではありません。
2011年には「完全地デジ化」となり、急速に工事が進められました。対象装置もアナログ放送用の物からデジタル放送用のものへと更新作業が進められ、今日に至っています。


・防犯監視カメラ
インターネットを利用し、パソコンや携帯電話等の画面上で状況を確認する装置です。
犯罪の捜査や抑制に限らず、周辺状況や天候の確認・人員管理など幅広い用途で使用されています。
パソコンの画面上でカメラを操作し、撮影方向を変更したり、気になるポイントを拡大する事
も可能です。